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天文学 [美景]

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9月29日、天文学の専門誌「Astrophysical Journal」に凄い論文が投稿されました。
そこには地球と似た環境を持つ星が存在することを示す研究結果がまとめられています。
天文学は面白い!

【Photo: E-410 × ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6】

論文によればその星は地球から20光年離れた場所にあり(1光年=光が1年に進む距離)、生命が存在する可能性があるそうです。そんなに遠くにある星に生命存在の手掛かりを見つけるなんて、人間の技術力と探究心は本当に素晴らしいですよね。

でも私がもっと興味を持ったのは…

131億光年先の銀河中に、「宇宙誕生の初期に生まれた星」の存在が示唆されたことです。これは9月に開催された日本天文学会にて、愛媛大学と米アリゾナ大学の研究グループにより発表されました。

人間や身の回りのあらゆるものに含まれる炭素や鉄などの重元素、これらは宇宙初期には存在しないと考えられています。つまり、宇宙初期に生まれた星は重元素を含まず、水素とヘリウムのみで構成されたと考えられます。研究グループは131億光年も遠くにある銀河のデータを解析し、銀河中の星の構成元素を調べ、重元素を含まないと思われる星を見つけたというわけです。本当に凄い…。

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コメント 2

ごまいだ

その記事はどこかでみたぞー
すごいよなー

読まなあかんわ。
by ごまいだ (2010-10-06 21:25) 

ものくろ猫

>ごまいださん
コメントありがとうございます。本当にすごいですよね。
人間はどこまで宇宙の真実に迫ることができるのでしょうか。
これからも天文学の成果に目が離せません。
by ものくろ猫 (2010-10-08 22:08) 

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